韓国軍の“質素すぎる”夕食メニューが問題に=韓国ネットからも不満の声

Record China    2018年7月9日(月) 8時10分

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6日、韓国・YTNは「韓国の江原地域に動員された予備役兵の訓練で提供された、あまりにも質素な弁当が問題になっている」と伝えた。写真は韓国の兵士。

2018年7月6日、韓国・YTNは「韓国の江原地域に動員された予備役兵の訓練で提供された、あまりにも質素な弁当が問題になっている」と伝えた。

記事によると、問題の弁当の中身は白いご飯、キムチ、ウインナー、ニラのみ。これは3日に山岳訓練中の予備役兵と現役の兵士らの夕食として出されたものだそうで、記事は「見た目もひどい」と伝えている。訓練に参加した予備役兵も「訓練中とはいえ、貧相過ぎる」「国防の義務を強調しながらこのような処遇をするのは理解できない」などと不満を示しているという。

このような弁当が提供された理由について、記事は「食費の不足」を挙げている。訓練に参加する予備役兵には、現役の兵士と同じ1日に7855ウォン(約776円)、1食約2600ウォン(約256円)の食費が支援されるという。10年には1日5650ウォンだった食費は、12年は6155ウォン、16年は7334ウォンと少しずつ増加しているというが、記事は「1食分の食費としてはまだ不十分」と指摘。その上で「つらい訓練を受ける兵士らにまともな食事が提供されるよう、食費の現実的な引き上げと支援が必要」と訴えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「強制的に動員しているのだから、まともな食事くらい用意してほしい」「今の韓国政府の優先順位は北朝鮮市民、難民、韓国軍兵士の順。これが国か?」「刑務所の食費を減らして、軍人の食費に回すべきなのに、なぜ誰も提案しない?」「国のために働く大統領府の職員も同じ食事をするべき」など、政府に対する不満の声が上がっている。

また、食事以外に「軍部隊に行く交通費もばかにならない。タクシーでしか行かれない場所もある。国の奴隷になった気分だ」との不満を打ち明けるユーザーも。

一方で「その時はつらいけど、後になればいい思い出になる」「全部きれいに混ぜて食べたらなかなかおいしそう」などの意見も見られた。(翻訳・編集/堂本

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