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四川省で野生パンダの死骸―生後6カ月、大雨で発生の土砂崩れで川に流されたか

配信日時:2018年7月7日(土) 2時20分
四川省で野生パンダの死骸―生後6カ月、大雨で川に流されたか
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四川省成都市内の河原で3日、野生のジャイアントパンダが死んでいるのが見つかった。生後6カ月前後の雌で、水におぼれたとみられている。現地では大雨が降っており、山崩れに巻き込まれて川に流された可能性があるという。
四川省成都市内の河原で3日、野生のジャイアントパンダが死んでいるのが見つかった。生後半年前後の雌で、水におぼれたとみられている。現地では大雨が降っており、山崩れに巻き込まれて川に流された可能性があるという。

死んだパンダを調べたところ、体重は14.25キログラムで雌だった。生後6カ月程度の幼獣だったと考えられるという。頭部2カ所で内出血があり、下あごから出血していた。肺には大量の気泡があった。胃には未消化の乳があり、腸からは消化された竹の葉が確認された。

現地では大雨が降り続いていた。パンダの直接の死因は水におぼれたことだが、胃の内容物や外傷などから判断して、まだ母親と暮らしていた子パンダが山崩れに巻き込まれて川に転落した可能性があるという。

四川省メディアの封面新聞によると、インターネットではパンダの死を残念がる声が多く発表され、同時に、野生のパンダに対してもしっかりとした保護策が必要とする意見も発表された。これに対してパンダを20年以上研究している四川大学生命科学学院の冉江洪教授は希少動物の保護について「特定の種を単純に保護するのではなく、自然界における共生を図ることが大切」と説明した。

ジャイアントパンダについてはこれまでの研究から、遺伝的な退化は認められず、自然に対する適応能力は良好という。そのため、人工の飼育場はパンダにとって最もよい「帰るべき宿」とは言えない。冉教授はパンダの存在について「生物の多様性を保つために重要な意義がある」と主張。「自然には自然の規律がある。生まれ出ることも死ぬことも、どちらも正常なことだ。平常心で受け止めねばならない」と論じた。

四川省では現在、1387匹の野生パンダが生存しているとみられている。(翻訳・編集/如月隼人
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