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長江の水源である沱沱河が流れる班徳湖でこのほど、チベットの撮影愛好家の吐旦旦巴さんがインドガンの親子の姿をレンズで捉えた。
長江の水源である沱沱河が流れる班徳湖でこのほど、チベットの撮影愛好家の吐旦旦巴さんがインドガンの親子の姿をレンズで捉えた。写真では、インドガンの母親が子供たちを引き連れ、班徳湖の畔で戯れたりし、とても微笑ましい光景となっている。中国新聞網が伝えた。
世界で7万羽にも満たない数の絶滅危惧種であるインドガンは、わずか8時間で標高9000メートル以上のヒマラヤ山脈を飛び越えることができるため、米誌「ナショナル ジオグラフィック」は「世界で最も高い所を飛行する鳥」と称している。中国では青海省がインドガンの分布範囲が最も広く、その数が最多のエリアの一つとなっており、重要な繁殖エリアにもなっている。(編集YK)