フェイスブックの地図が南沙・西沙諸島を「中国領」と表示、ベトナムでボイコットの動き―米華字メディア

Record China    2018年7月3日(火) 16時10分

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2日、中国とベトナムなどが領有権を争う南シナ海の南沙(英語名:スプラトリー)、西沙(同:パラセル)両諸島について、米交流サイト最大手フェイスブックの地図が中国領のように表示していることが分かり、ベトナム国内で不満の声が上がっているという。資料写真。

2018年7月2日、米華字メディアの多維新聞は、中国とベトナムなどが領有権を争う南シナ海の南沙(英語名:スプラトリー)、西沙(同:パラセル)両諸島について、米交流サイト最大手フェイスブックの地図が中国領のように表示していることが分かり、ベトナム国内で不満の声が上がっていると報じた。

2日付のベトナム紙トゥオイチェーによると、フェイスブックの地図サービスは、地理情報企業「Here」によって提供されているものであり、フェイスブックの直接の製品ではない。だがベトナムのネットユーザーの怒りはフェイスブックに向けられており、ベトナム政府も1日、フェイスブックに対し、「正しい」地図に差し替えるよう文書で申し入れたという。

フェイスブック側は「これは技術的な問題であり、フェイスブックの政治的立場を代表するものではない」とし、この問題をできるだけ早く解決することを約束した。だが2日になっても地図に変化はなかったため、ネットユーザーからボイコットの動きも出ているという。

ベトナムのフェイスブックのユーザー数は昨年7月時点で6400万人に達し、世界のユーザー総数の3%を占め、世界で7番目に多いという。(翻訳・編集/柳川)

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