<W杯>世界一を夢見る日本の心構え、中国にはあるか?―中国メディア

Record China    2018年7月4日(水) 20時40分

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3日、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会決勝トーナメント1回戦で、日本は強豪ベルギーに対し一時2点をリードするなど、逆転負けしたもののその活躍ぶりに注目が集まった。写真はベルギー対日本の試合会場。

2018年7月3日、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会決勝トーナメント1回戦で、日本は強豪ベルギーに対し一時2点をリードするなど、逆転負けしたもののその活躍ぶりに注目が集まった。中国では「日本のサッカーに学ぶべき」との論調が見られており、澎湃新聞網は3日の記事で、日本サッカーの優れた点と中国サッカーの問題点を指摘している。以下はその概要。

日本は惜しくも敗退したが、ロシアでの日本の成長は誰の目にも明らかであった。コロンビア戦では高度な戦術により試合をコントロールし、セネガル戦ではフィジカル面での劣勢を組織力でカバーした。そして、ベルギー戦ではチャンスを生かして2点リードする場面もあった。今のベルギーに2点リードできるチームは果たしてどれくらいあるだろうか。

日本代表が高度な戦術を運用し組織力を生かせたのは、基礎的な技術がしっかり身に付いていたからである。日本は格上の国からプレッシャーを与えられても、余裕をもって動き対処できていた。対して中国は今年3月に行われたウェールズやチェコとの親善試合で、相手のプレッシャーに負けミスを連発した。

今回のW杯の日本代表には海外組の選手も多く選ばれていた。彼らは世界各国で異なる環境の下にプレーしてきたが、息の合った掛け合いを見せ戦術をスムーズに運用していた。日本の海外組と国内組が息の合ったプレーを行えたのは、日本人がブラジルといったサッカー強豪国から学び、国が一丸となって日本の職人精神を発揮し選手の技術向上を理念とした教育体系を作り上げ、日本の各都市、各クラブで実施してきたことに由来している。

中国サッカーにとって日本のサッカーがどれだけ参考になるのかは言うまでもないが、具体的にどの道を選びどのようにして選手を育成するのかということについては中国国内でも意見がまとまらないだろう。

日本のサッカー協会は安定した環境の下に着実に発展してきた。一方の中国は人事の変動が激しく、中国のサッカー解説者、劉建宏(リウ・ジエンホン)氏はかつて「根を張って活動できてこそ中国サッカーを発展させられる。仮に、数年で異動になると知っていたら、誰が本気で取り組む?」と冗談交じりに語ったこともある。外国人コーチは中国に優れた戦術を伝授することはできる。だが、技術面が追いついていなければ世界の舞台で活躍するのは夢のままで終わるだろう。

日本がW杯の初出場を果たした1998年に、中田英寿氏はイタリアのクラブに移籍しその活躍に中国人も驚きを隠せなかった。当時は海外で活躍する日本人は少なかったが、今では世界各国のクラブで地位を確立している。

20年経った今、日本には中田英寿氏のような天才はいないかもしれない。ただ、日本サッカーの実力は格段に上がっている。ベルギー戦でスタンドに登場した、日本の優勝を願ったキャプテン翼の応援幕のように、日本は荒唐無稽とも言われかねない世界一になる夢を追いかけ、数十年走り続けてきた。今もその思いは変わっていない。果たして、中国サッカーはこの心構えがあるだろうか。(翻訳・編集/内山

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