2018年7月2日、バンクーバー五輪フィギュアスケート男子シングルで銅メダルを獲得した高橋大輔（32）の現役復帰が中国でも話題を呼んでいる。

14年10月に現役を退いた高橋は1日、18～19年シーズンからの現役復帰を発表した。報道によると、復帰は1年限定の予定で、目標は12月に行われる全日本選手権出場という。

高橋の公式サイトには「高橋大輔からご報告」と題する文章が掲載されており、ここには「新シーズンが始まる7月1日、競技会への復帰を決断しましたことをご報告させていただきます」との一文に続けて、17年の全日本フィギュアスケート選手権にテレビの仕事でかかわり、戦う選手たちを見て「この緊張感の中で戦いたい」と思うようになったこと、もう一度鍛え直して引退前に感じることができなかった「やり切った」と思える演技をしたいと考えていることなどがつづられている。

高橋復帰のニュースは中国版ツイッター・微博（ウェイボー）でも紹介されており、中国のネットユーザーからは「年齢的に大丈夫だろうか」「ジャンプはどう？激しい競争が繰り広げられているが…」といったコメントも寄せられているが、「夢ではありませんように」「勇気ある決断。尊敬する」「素晴らしい演技に期待してる」「あの芸術的表現力の高さ！」「本当？厳しい目が向けられることも予測されるだろうに…すごい決心だと思う。演技に注目したい」など歓迎や期待を示す書き込みも見られた。（翻訳・編集/野谷）