中国高速鉄道の海外輸出、越えなければならない「5つの山」とは―中国メディア

配信日時:2019年1月12日(土) 8時30分
中国高速鉄道の海外輸出、越えなければならない「5つの山」とは―中国メディア
画像ID  1001847
10日、新華網によると、中国高速鉄道の世界進出について専門家は「必ず乗り越えなければならない『火炎の山』がある」と指摘した。写真はジャカルタとバンドン間の高速鉄道。
2019年1月10日、新華網によると、中国高速鉄道の世界進出について専門家は「必ず乗り越えなければならない『火炎の山』がある」と指摘した。

1つめの「火炎の山」は地政学の問題だ。記事は「西洋では近年『中国高速鉄道脅威論』が叫ばれ、外国の一部政治勢力が有識者やシンクタンクを利用して中国高速鉄道の導入を検討している国に対して『債務の落とし穴論』『産業への中国の浸透論』、さらには『植民拡張論』を植え付けている」と主張した。

2つめは、産業の競争。「一部の国が自国産業を保護すべく中国と張り合おうとしており、海外市場において提携したり技術や企画のハードルを設けたりして中国と受注を争っているうえ、時として商業以外の手段が用いられることさえある」と伝えた。

3つめは、経済的な問題だ。記事は「多くの国では財政力が不足しており、巨額の資本を注入するには政府首脳の特別な認可が必要な状態になっている」としたほか、「一部の国では都市化のレベルが高速鉄道のニーズを生むまでに至っていない」と指摘している。

4つめは、文化的な障壁。「高速鉄道建設はリターンが得られるまでの時間が長くかかるため、このような投資に興味を示さない国があるほか、一部の国の社会には中国の戦略に対する疑念があり、高速鉄道が容易に政治的な扇動の道具に用いられてしまう」とした。また、「信仰や宗教、生活習慣、仕事に対する考え方などでの違い、言葉の壁といった要素も、スムーズな協力のためのコストを引き上げている」と説明した。

そして5つめは、「中国国内企業による内部競争が国としての高速鉄道の海外進出の足を引っ張っている点」とした。専門家によると、西洋諸国の海外プロジェクトは国を基本とする企業連合の形を取っているが、中国では「一部の大型企業が自分たちのやりたいようにやって互いにぶつかり合う」ケースがあるという。(翻訳・編集/川尻
【社内スタッフ募集】
中国語担当スタッフ韓国語担当スタッフを募集しています。応募はこちら
記事について質問する
非表示
  • コメント
  • facebook
  • twitter
コメント 6

  • コメントを書く

残り400
利用規約 を順守し、内容に責任をもってご投稿ください。
  • ななし***** | (2019/01/13 10:09)

    インドネシアやその他東南アジア諸国の高速鉄道計画なんて、時の政権の支持率アップに使われる道具でしかない。採算なんて度外視、将来の需要予測もまるで適当だよ。
    このコメントは非表示に設定されています。
  • ken***** | (2019/01/12 20:39)

    越えなければならない「5つの山」とは!?なあ〜んて中国っていつからそんなカッコ良い国になったん? 5つの山とは「一に安全、二に安全三四抜かして(抜かすなよ!笑)五に安全」ですね!「西洋では近年『中国高速鉄道脅威論』が叫ばれてる!ですとお〜?そういって西洋諸国のみなさんから脅威を感じて貰えるまで、まだまだ100年早いですよん!
    このコメントは非表示に設定されています。
  • ユパミ***** | (2019/01/12 20:16)

    続き どうするんだろうは インドネシアは 基本的に日本が 地質調査し なるべく無人の所を通し土地収用が簡単に成るように路線設計された為にカーブが多い 日本の新幹線は 狭い島国をくねくね曲がる為に 車輌自体もカーブ用に出来ている 中国は基本的に直線番長なんでカーブはものすごくスピード落とさないといけない そして元からスピードの出る車輌はカーブが苦手だ 日本独自の技術が有るが果たして日本設計の線路で中国新幹線が上手く走れるかも疑問だ ついでに言えばインドネシア新幹線は日本の方が入札額は低かったと言われている 日本が 採算性が有るので 政府の補償を付けてくれと言ったがインドネシアが渋り 中国は政府補償いらないと成り中国に決まった なかなか工事が始まらなかったのは落札後中国が 政府補償付かないならやらないとごねたからだ 日本からしたらインドネシアザマーって所だな
    このコメントは非表示に設定されています。

最新ニュースはこちら

SNS話題記事