2012年6月12日、中国・河北省唐山市で押収品の銃器が処分された。人民ネットが伝えた。

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銃器の処分活動は同市のみならず、全国150都市が合同で行い、合わせて10万挺余りの銃器が処分されたという。中国公安部は2011年から凶悪犯罪の取り締まりを強化しており、その甲斐あって、2011年の銃器と爆発物による犯罪件数はそれぞれ、前年比46％および39％の大幅減少を実現した。

また、2011年に検挙された銃器の製造販売と所持及び使用案件数は9000件で、銃器による犯罪は560件だった。犯罪件数と総人口の比率では欧米諸国より低い水準だという。

さらに2012年2月から年末まで、全国で行われている銃器及び爆発物犯罪の取り締まり活動を一層強化している。これにより銃器及び爆発物犯罪は前年よりさらに9．7％と21．6％減少した。政府の取り締まり活動に国民も積極的に協力しており、当局は今後も情報提供者に対し奨励制度を設け、官民一体で犯罪の撲滅に努めるという。（翻訳・編集/内山）