<W杯>敢闘精神に背き、国に恥をかかせた日本代表はどうして謝らないのか―中国メディア

Record China    2018年6月30日(土) 17時10分

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長江日報は30日、「日本代表はどうして謝らないのか」などとして、サッカー・ワールドカップロシア大会のポーランド戦における日本代表について批判的に論じた記事を掲載した。資料写真。

長江日報は30日、「日本代表はどうして謝らないのか」などとして、サッカー・ワールドカップロシア大会のポーランド戦における日本代表の戦い方を批判的に論じた記事を掲載した。以下はその概要。

日本はアジアで唯一グループリーグを突破した国になったが、疑問の声が渦巻いている。ポーランド戦の最終盤、0−1というビハインドの状況で数万人の観客のブーイングのなか、ボール回しを続けたからだ。

西野朗監督は、元々の計画ではなかったが現実を考慮したと説明。キャプテンの長谷部誠は、後半38分に投入された時に現状を死守すべしという指示を受けていたことを認めた。日本代表の考えを要約すると、概ね「自分たちの行為が褒められたものではないことは知っている。しかし謝罪は必要ない。なぜならわれわれにとっても苦渋の選択だったからだ」いったところだ。

今大会のフランス―デンマーク戦でも同様の事態が生じたとの指摘もある。そしてフランスも日本と同様に無数の批判を受けた。一方で、フランスのケースは日本とは違うとの主張もある。フランスやデンマークは自らの命運を自らの手で握っていたからだ。日本は、もう1つの試合でセネガルがゴールしていれば敗退するという状況で、自らの命運を他人に委ねてボール回しのひどいプレーを見せたのだ。

日本にいる友人によれば、ポーランド戦の前、日本メディアは概ね「GL突破だけでは意味がない。ベスト8に入ってこそ勝利」という見方をしていたという。そこでポーランド戦で主力6人を休めたのだ。たとえ120%の状態でベルギーもしくはイングランドと戦っても勝ち目は薄いだろうに。

日本代表の問題点は2つ。まず、スポーツの敢闘精神から逸脱したこと。もう1つは全世界が注目する大舞台で、目的のためなら手段を選ばない投機的な行動を取り、国や国民のイメージを傷つけたことだ。それゆえ、日本のサポーターも勝ち抜けに喜ぶ一方で多くの人がポーランド戦の評価を0点とするという苦悶を味わうことになったのだ。(翻訳・編集/川尻

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