<G20>中国の胡主席、野田首相との個別会談は「日程的に困難」理由に回避か―SP華字紙

Record China    2012年6月13日(水) 5時20分

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11日、中国外交部は、胡錦濤・国家主席がメキシコで18〜19日に開催されるG20首脳会合の際、野田佳彦首相と個別会談する可能性は極めて低いことを示唆した。資料写真。

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2012年6月11日、中国外交部は、胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席がメキシコで18〜19日に開催される20カ国・地域(G20)首脳会合の際、野田佳彦首相と個別会談する可能性は極めて低いことを示唆した。12日付でシンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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中国外交部の崔天凱(ツイ・ティエンカイ)副部長は11日に北京で行われた記者説明会で、日本メディアの質問に対し、「G20の会期中、胡主席の日程はかなり詰まっており、個別会談の機会はかなり限られている」と述べ、日中首脳による個別会談が実現する可能性は極めて低いことを示唆した。ただ、「現在、関係各国と調整をしている最中」とし、最終決定ではないと強調した。

5月中旬に北京で開催された日中韓首脳会談の際にも、胡主席は韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領とは個別に会談したものの、野田首相との個別会談は見送られた。今回も尖閣諸島の購入問題や日本の国会議員らが尖閣諸島で魚釣りをして領有権をアピールしたことに反発する中国側が個別会談を回避する可能性が高まったといえる。

一方、オバマ米大統領との個別会談の可能性を問われると、崔氏の口調は一転、「まだ、日程の調整中だが、マスコミの方々が報道の準備を整えても無駄にはならないだろう」と述べ、個別会談の準備が順調に進んでいることを示唆した。(翻訳・編集/NN)

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