四川、大学生が寮の室外機の上で家庭菜園

人民網日本語版    2018年6月29日(金) 22時40分

拡大

四川工商技術学院のある寮を外から見ると、窓のそばにあるクーラーが緑の葉で覆われている部分がある。近くでよく見てみると、そこにはスイカやトマト、トウガラシなどができていた。

四川工商技術学院のある寮を外から見ると、窓のそばにあるクーラーが緑の葉で覆われている部分がある。近くでよく見てみると、そこにはスイカやトマト、トウガラシなどができていた。実はこれ、大学1年の男子二人が作った「キャンパス菜園」だ。彼らは、「小さなスペースで野菜を栽培しているのは、生活に自然の要素を加えたかったから」と話す。

「キャンパス菜園」をしている同学院1年の胡開博さんは、バルコニーに置いてあるエアコンの室外機の上は、いつもは靴を置くための場所だったものの、活用できる小さなスペースであることに気づいた。そして、今年4月初め、寮長の胡さんは、「こんなに暑いんだし、そこでスイカでも作ってみよう」と思ったという。

アイデアは良かったものの、実際に野菜を作るというのはそれほど簡単なことではない。2カ月間、胡さんとルームメイトの鐘霖さんは4-5回失敗を重ねながら野菜の栽培を続けた。しかし、それでも諦めない二人は、インターネットで野菜の栽培方法を調べ、研究を重ねた。そして、約2カ月間丁寧に育てた努力が実り、ついにスイカを4個収穫した。スイカの直径は15センチ以上で、小さな実がまだいくつか成長中だ。「うまくできているか見てみたいと思い、一つ食べてみると、色はそれほど赤くないものの、とても甘く、水分も豊富だった」と胡さん。

スイカのほか、トマトとトウガラシも植えており、トウガラシはうまく育っていて、これまで5個収穫した。トマトはちょっと形が悪いので、もうちょっと研究が必要だという。

もうすぐ夏休みであるため、胡さんはそれらの野菜を他の場所で育ててもらう予定という。「新学期には花か他の果物を栽培して、このスペースを活用したい」と胡さん。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携