浙江教育出版集団は、マレーシア向けの科学教材編集の際に、同様の過程を経験した。その教材は、現地で以前使われていた教科書と比べると、内容がほぼ一新されている。マレーシアの中学校の科学の授業時間は中国より多く、教材が取り入れている内容ももっと幅広い。そのため、同集団のすでに成熟している科学教材をそのまま翻訳するだけというわけにはいかない。12年、同集団が派遣した教材編集チームはマレーシアの中国語独立中学(Sekolah Menengah Persendirian)で授業を見学し、教育の状況や実験の環境などを調査した。そして、マレーシア中国語学校理事連合会総会とマレーシア中国語学校教師会総会(略称:董教総)の責任者やマレーシアカリキュラム基準グループのメンバーらと何度も話し合い、最終的に教科書6冊の編集の枠組みと細目を定めた。
この記事のコメントを見る