2012年6月8日、中国・河北省保定市の村で建築中の住宅が市民の不便を招き、悩みの種となっている。燕趙都市報が伝えた。

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村民を悩ませているのは同村の村民が建てている2階建ての住宅で、2012年3月から建築が開始された。問題はその建てられた場所、住宅は周辺の村で唯一郵便局にぴったり張り付くように建てられ、辛うじて郵便局の出口は使えるが、同郵便局は正常に営業できなくなった。これにより、5万人近い周辺の村民たちは、郵便局に用事がある場合、数十km離れた郵便局に行かなければならない。

また、住宅は道路からも近く、建築当初から郵政部門は建設をやめるよう求め、国土部門にも状況を報告したが、なぜか工事が止められることがなく、住宅は着々と完成に近づいている。

この状況に対して、明らかな違法建築だと怒りを露わにする人もいれば、住宅を「大胆不敵な2階建て」、郵便局を「されるがままの郵便局」と皮肉る人もいる。（翻訳・編集/内山）