人民網日本語版 2018年6月29日(金) 10時10分
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日本のトヨタ自動車は26日、「クラウン」のニューモデルとカローラの新型車となるハッチバック型「カローラスポーツ」を全国で発売した。どちらもデータ通信装備を搭載した、トヨタの次世代「コネクテッドカー」(つながる車)だ。
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日本のトヨタ自動車は26日、「クラウン」のニューモデルとカローラの新型車となるハッチバック型「カローラスポーツ」を全国で発売した。どちらもデータ通信装備を搭載した、トヨタの次世代「コネクテッドカー」(つながる車)だ。新華社が伝えた。
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両車の研究開発でそれぞれ重要な役割を派達したチーフエンジニアの秋山晃さんと小西良樹さんの説明によると、データ通信装備により、両車はドライバーの携帯電話などの端末、道路交通施設、データセンターなどとの常時接続が実現したという。
常時接続することで、ドライバーに安全運転のサポート情報、車の状況のモニタリング、遠隔コントロール、ロードサービスなどのサービス提供が可能になる。たとえばドライバーがスマートフォンを通じてガソリンの残量やキーの電池の残量を確認する、携帯の遠隔操作でドアやトランクを開ける、ライトを点灯するといったことができる。
データ通信装備は車両の情報を収集してデータセンターに送信する。故障が起きれば、データセンターが車両からの情報に基づいてサポート情報を送り、すぐに停車させた方がいいか、販売店まで行って点検修理した方がいいかを教えてくれる。車両が事故に遭ったり、ドライバーが急病になったりすると、システムが自動的にデータセンターに緊急支援を依頼し、車両の位置情報を送信する。また、従来のものより優れたナビゲーションサービスがデータセンターの道路交通状況情報や車両自体の走行情報と連動して、最もよいルートを提案してくれる。
データ通信装備はトヨタの「次世代都市交通システム」とも接続する。車両と道路交通インフラ、車両と車両が同システムを通じて接続し、車載センターではすべて把握できない通行人や走行車両の動態、信号などの情報を取得して、ドライバーにアドバイスする。
トヨタはこうしたデータ通信装備を搭載した車両によって道路状況の情報収集も進めるとしており、これに基づいてダイナミックマップを作成してネットで無料公開し、車両の走行や救援作業に有益な情報を提供するという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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