恩を仇で返す?韓国のおかげでW杯決勝Tに進出したメキシコで“差別ポーズ”が続出

Record China    2018年6月29日(金) 15時30分

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28日、ワールドカップロシア大会1次リーグF組で、メキシコは韓国がドイツから“劇的な勝利”を収めたことにより決勝トーナメント進出を決めた。しかしそのメキシコで「韓国人に対する人種差別行動」が物議を醸している。写真はW杯ドイツ対韓国戦。

2018年6月28日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会1次リーグF組で、メキシコは韓国がドイツから“劇的な勝利”を収めたことにより決勝トーナメント進出を決めた。しかし韓国・聯合ニュースによると、そのメキシコで「韓国人に対する人種差別行動」が物議を醸している。

メキシコはF組最終戦でスウェーデンに0-3で敗れ、決勝トーナメント進出が不透明な状況だったが、同組の韓国が大番狂わせでドイツを破ったことでF組2位となり、見事進出を決めた。これにメキシコのサッカーファンらは感激し、路上やインターネット上には「ありがとう韓国」と韓国への感謝のメッセージがあふれたという。

そうした中、米国のスペイン語テレビ局「テレムンド」が放送した番組で「シェフ・ジェームス」という料理人が、アジア人差別行動とされる目尻を引っ張り目を細くする仕草をした。さらに同番組の他の出演者らも相次いで同じ仕草をしたそうで、論議が起きているという。

米国のソーシャルメディアには「できるだけ早くその出演者を解雇しろ」「韓国への感謝の気持ちを人種差別的行動で表現するなんて」などと非難する書き込みが殺到しているという。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「この仕草が差別的行動だと知らなかったのか?」「状況からして悪意があったとは思えない。ジェスチャーの意味を知らなかった可能性が高い」「みんな笑顔でやっているから、差別の意味はないのだろう」「単なる無知から出た行動」など“差別的意図”はなかったとする意見の一方で、「メキシコ大使館に抗議しろ」と憤りを示す意見も寄せられている。

また「細い目は魅力的だと思うけど。なぜ細目が人種差別になるのか理解できない」との疑問を示す声も見られた。(翻訳・編集/三田)

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