2018年6月27日、新浪財経の微博（ウェイボー）アカウントは、5年連続で「世界で最もきれいな空港」の評価を受けた日本の羽田空港が清潔さを保つ理由について紹介した。

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記事は、日本のニュース映像を紹介。映像ではリポーターが実際に掃除をする空港の清掃スタッフに密着し、床にあるほんの小さな汚れさえも見逃さずにすぐ拭き取ることや、定期的に光沢計を取り出してチェックを行う様子を伝えた。また、トイレの清掃も隅々まで行い、見えない部分も鏡を使って清潔かどうかチェックすると紹介した。

同空港の国際線ターミナルの担当者は、隅々まで清掃する目的について、「不審物の発見につながること」「数多く訪れる外国人観光客に日本人の心を感じ取ってもらうこと」を挙げている。

羽田空港の清潔に対する取り組みに、中国のネットユーザーは「こういった点は確かに素晴らしい」「細かい部分が成否を分ける。ナンバーワンはだてじゃない」「民族的な恨みはさておき、日本人のモラルという点では、われわれのはるか先を行っている」「他人の長所を正視してこそ、自らの短所を改善できる」「自分の家だって、こんなに細かいところまでできないよ」といった感想を残している。

また「中国のホテルのタオルよりも、羽田のトイレの方がきれいかもしれない」「わが国のエコノミーホテルでは、客用のタオルで便器を拭いてるらしいからな」といったコメントも。さらに「北京空港の設備は世界一流だけどサービスはダメ。サービス態度は、お金をかけても買えないものだな」「モラルというよりも、意識や常識の問題」と指摘するユーザーもいた。（翻訳・編集/川尻）