蘭州拉麺がローマでパスタと「夢の競演」、イタリア人も思わず「ブオーノ!」

配信日時:2018年6月28日(木) 18時40分
蘭州拉麺がローマでパスタと夢の競演、イタリア人も「ブオーノ!」
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27日新華社によると、イタリア・ローマ市内で25日、「蘭州牛肉麺がイタリアのパスタと手をつなぐ」と題するイベントが開催された。両国の調理師が腕によりをかけて「おいしい麺」づくりで競ったという。
27日新華社によると、イタリア・ローマ市内で25日、「蘭州牛肉麺がイタリアのパスタと手をつなぐ」と題するイベントが開催された。両国の調理師が腕によりをかけて「おいしい麺」づくりを競ったという。

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日本でも最近、中国の食事情に関心を持つ人を中心に蘭州ラーメンの人気が高まっている。漢字で書けば蘭州拉麺で、中国語の発音は「ランジョウ・ラーミエン」に近い。中国では「蘭州牛肉麺(ランジョウ・ニウロウミエン)」と呼ばれる場合も多い。

もともとは蘭州市を省都とする甘粛省の地元料理で、甘粛省出身者などが中国各地で蘭州拉麺店を開業している。注目度も急速に高まり、全国的な「ブーム」になったと言ってよい。甘粛省には貧困地域が多いが、国内他地域で蘭州拉麺店を開いて成功した人が、地元に残った家族に送金することが、貧困脱出の支えになっている。

「拉麺」と呼ぶのは、麺打ちの技法に基づく。麺打ち師は通常直立し、小麦を水で練った生地を胸の前方で両手を使って左右に引き伸ばす。伸ばし切ったところで、生地を折って重ねて再び左右に引き伸ばす。麺状に細くなるまで、これを繰り返す。素早い動作なので、生地は落下するいとまもなく空中を舞いながら麺になる。「拉」は「引く」の意で、この麺打ちの技法で打たれた麺だけを「拉麺」と呼ぶ。つまり、中国の拉麺と日本のラーメンの概念は同じでない。

ローマで行われたイベントでも、麺打ちが披露された。妙技を披露したのはベテラン麺打ち師。シルクロードを思わせる服装で、異国情緒も濃厚だ。出来上がった拉麺は招待客に振る舞われた。ひと口賞味しした表情からは「ブオーノ(美味しい、すばらしい)」の声が聞こえてくるようだ。

同イベントでは、イタリア人調理師も自慢のパスタ料理を披露した。写真によると、細い麺状ではないパスタ料理が紹介された。マニケと呼ばれるパスタを使ったようにも見える。

同イベントは、蘭州市当局による観光宣伝イベントの一環として開催された。蘭州市当局は、パスタの本場であるイタリアへの「ご当地グルメ」の売り込みを観光誘致につなげようと狙ったようだ。

また、新華社など多くの中国メディアがイタリアのパスタとの競演を報じたことで、中国国内における蘭州拉麺知名度の一層の向上に貢献したことも間違いない。(翻訳・編集/如月隼人
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