国連事務総長・潘基文氏のルーツは中国にあり(下)―河南省ケイ陽市

Record China    2007年3月2日(金) 8時34分

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「韓国メディアも潘基文氏は巨済・潘氏の子孫だと言っており、彼は間違いなく私達一族の人間だ」と潘建民会長自慢げに語ってくれた。

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潘窯村は、市の中心部から南西に25kmほど離れた場所にある小さな山村だ。取材で訪れたレコードチャイナの記者に対し、潘氏の子孫数人が系譜を見せてくれた。

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「世界潘氏文化研究会」会長を務める潘建民氏は、「国連事務総長の候補になったときから潘基文氏には注目していた。彼は間違いなく我々と同族だ」と話す。会長は、潘氏から数えて85代目にあたる子孫で、現在はケイ陽市の公安局に勤めている。

会長は見せてくれた系譜は、各地の潘氏の系譜と結び付けて編纂されており、現在では最も完成された潘氏の系譜と言えるだろう。これらのぶ厚い系譜には韓国語で書かれた部分も少なくない。

『世界潘氏系譜』の記載によれば、周成王・封周文王の第15子・畢公高の第3子・季孫がケイ陽の諸侯で、その子孫が国名を潘とし、潘姓はこの時から始まったという。

系譜の中には『韓国・巨済一族源流考』と題された考証文がある。それによると、第70代の潘佑は、君主に諫言をしたことで処刑された。潘佑の死後、長男と次男は宋の太祖に登用され、三男・潘文節と四男・潘文壮が高麗へ渡り、高麗国の王子に従って新羅を征服、ついには高麗国の統一に大きな貢献をした。

韓国・巨済島の潘氏は、この2人の系譜で、今もなお30代以上にわたって子孫は繁栄し、朝鮮半島の各地に広がり、その一族は10万人を超えると推測されている。会長は、「韓国メディアも潘基文氏は巨済・潘氏の子孫だと言っており、彼は間違いなく私達一族の人間だ」と自慢げに語ってくれた。(翻訳編集・小野恵子)

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