2012年6月5日、中国・湖南省長沙市某所で、通行人たちが思わず目を奪われる“美女”が出現した。美女の正体は、中国語で「充気娃娃(空気を詰めた人形)」と言われる、あの“大人のオモチャ”であった。チャイナフォトプレスの報道。

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等身大の裸の女性をかたどった、風船型の人形。本来であればとてもプライベートなスペースでお目にかかるものなのだが、さんさんとした太陽のもと、のどかな畑にたたずんでいる様はシュール極まりない。彼女はヘチマの棚にくくりつけられ、作物を害獣から守っているという。つまり、カカシのかわりとして使われているわけだ。「夜に通りがかるとかなりこわい」とは、付近に住む女性の弁。

住民としては、たとえカカシだとしてもこれを不快と感じた向きが多かったようだ。結局はある住民が人形を取り外して捨てていた。(翻訳・編集/愛玉)