2012年6月6日、警視庁によると、元女優の酒井法子の前夫・高相祐一容疑者が、麻薬取締法違反の疑いで再び逮捕されたことがわかった。

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逮捕容疑は、今年4月上旬に自宅で違法薬物「AMT」を含む液体を所持していたというもの。同居する父親が通報し、今月4日に千葉県の知人宅で逮捕された。本人は容疑を否認している。2009年8月、東京・渋谷での逮捕劇から、現在は執行猶予中の身だった。同容疑者と酒井は2010年7月に離婚が成立している。

執行猶予後の今年11月以降、酒井は芸能活動を再開する意向を示したばかり。中国でも90年代を中心に絶大な人気を誇ったこともあり、昨年4月に訪中し、薬物撲滅のPRキャンペーンに参加したり、自著「贖罪」の中国語版も発売したりしている。そのような背景もあり、台湾の中央通信社や自由時報、中国大手ポータルの新浪などが、今回の元夫再逮捕のニュースを伝えている。“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトには、以下のようなコメントも見られた。

「麻薬って本当に怖いね」「麻薬から遠ざかって人類を守ろうよ」「ほんと、(元)妻にぶら下がる男だな…」「以前は僕のアイドルだったよ。あらゆる方法を使って彼女のグッズを集めたものだ。今思い起こせば、あの時代はもう遠い遠い昔のことになったんだな」。

先日、中国では、酒井法子が世界的なアクションスター、ジェット・リー(李連杰)と共演する日中合作映画で芸能活動復帰を果たす可能性を報じられたばかり。しかし、今回の逮捕劇に対する反応は以前に比べ、かなり薄くなったと言わざるを得ない。(翻訳・編集/愛玉)