日本人があれを使う理由、もっと早く知りたかった―中国コラム

Record China    2018年7月1日(日) 14時20分

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木製の床板はデリケートであるため定期的にワックスがけをしたりメンテナンスしたりとタイルに比べ手間がかかる。そのため、中国ではタイルが使われることが多い。では、なぜ日本はタイルではなく木の床板を使うのか。資料写真。

中国の都市部では日本と同じように室内は靴を履き替えるのが一般的になったが、床板がタイルというのが一般的で、木製の床板は少数派。これに関して中国の不動産情報サイト・房天下は21日、「なぜ日本の住宅の床板は木製が多いのか?」と題したコラムを掲載した。以下はその概要。

日本の国土は中国と比べると狭いが、経済力は高く、生活の質を重視する傾向がある。そのため、各方面で日本人のこだわりを垣間見ることができ、そうした優れた点を学びに多くの人が日本に訪れている。

日本では床板の多くが木製で、タイルを使用するケースは少ない。木製の床板はデリケートであるため定期的にワックスがけをしたりメンテナンスしたりとタイルに比べ手間がかかる。そのため、中国ではタイルが使われることが多い。では、なぜ日本はタイルではなく木の床板を使うのか?

日本は木材が豊富であるため、床板ではタイルより木製の方が安い。また、日本では床に直接布団を敷いて寝る人もいる。この場合、タイルに比べて温度を保ちやすい木の方が適している。日本は地震が多く発生しているが、ベッドよりも床に直接寝た方が地震を感じやすいこともある。木製の床板だからこそ床で快適に寝られるため、木の床板は地震から身を守ることにも一役買っているといえる。つまり、日本人が木の床板を使用しているのは、木材へのこだわりのほかに、メリットも多いのだ。日本人が木の床板を使う理由、もっと早く知りたかった。(翻訳・編集/内山

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