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5日、中国浙江省の寧波税関において日本から輸送された廃金属1127トンから基準を大きく上まわる放射線が検出され、貨物の持ち込みを禁止する措置がとられた。写真は寧波税関。
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2012年6月5日、中国新聞網によれば、中国浙江省の寧波税関において日本から輸送された廃金属1127トンから基準を大きく上まわる放射線が検出され、貨物の持ち込みを禁止する措置がとられた。
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寧波税関によれば、測定されたガンマ線の線量は上限値を200%上まわっており、放射線源はセシウム137だという。輸入されるはずだった廃金属は寧波のある金属再生有限会社が輸入を届け出ていたが、全貨物が日本へ積み戻されることになった。
基準を超える放射線量が検出された廃金属は千葉県の千葉港から運ばれたもので、東日本大震災に伴う放射性物質放出事故を起こした福島第1原発から遠くない場所にあることから貨物が汚染される危険性が高いと寧波税関は指摘している。
なお、福島第1原発が事故を起こして以降、寧波税関ではすでに廃金属8544トンから基準を超える放射線が検出されている。(翻訳・編集/岡田)
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