中国は金を注ぎ込んでもサッカー大国にはなれない―マレーシアメディア

Record China    2018年6月28日(木) 0時10分

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26日、マレーシアメディアは、「中国は大金をはたいてもサッカー大国になれない」とする記事を掲載した。写真はサッカーW杯ロシア大会。

2018年6月26日、マレーシアメディアは、「中国は大金をはたいてもサッカー大国になれない」とするコラム記事を掲載した。以下はその概要。

中国はサッカー大国になれるだろうか。筆者は無理だと思う。中国はスポーツ分野でも豊富な資金力、政治力で世界に影響を及ぼしてきた。中国企業は欧州の強豪クラブチームを買い、中国ブランドの広告は今回のワールドカップ(W杯)で目立っている。中国はサッカー場7万カ所、サッカー学校2万校を設立し、20年には中国の子どものサッカー人口を3000万~5000万人に引き上げる目標を掲げた。中国のサッカーのレベルは上がるだろう。しかし、W杯を目指すには文化とシステムに問題がある。

中国は都市部と農村部の格差が激しく、厳しい学歴社会でもある。サッカーの才能があっても、親は学業を優先させるだろう。スポーツを続けるのは不可能に近い。中国のサッカー界が若手の育成に努めているようにもみえない。都市部にはスポーツを楽しめる場所は少ない。

中国がサッカー大国を目指そうとも、文化的な溝は大きい。子どもたちが街角で空き缶を蹴り、サッカーを楽しむ様子もみられない。南米やアフリカでは見慣れた光景なのに。(翻訳・編集/大宮)

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