文大統領はどこへ行っても大人気?韓国初のロシア下院演説、議員らと自撮りツーショットも

Record China    2018年6月22日(金) 12時10分

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21日、韓国の文在寅大統領はモスクワを訪問し、韓国大統領として初めてロシア下院で演説した。写真は文大統領。

2018年6月21日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領はモスクワを訪問し、韓国大統領として初めてロシア下院で演説した。

韓国・聯合ニュースは、文大統領の演説の様子について「ロシアの議員らの手厚い歓待を受けた」と伝えている。演説では、文大統領の入場時のほか、文大統領が「両国の新たな発展を願うロシア政府と議員、国民の期待を感じる」「我々の友情でユーラシアの無限の可能性を開くことができる」などと発言した時に拍手が起こった。さらに「私は4月に北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)委員長と会い、世界の前で完全な非核化と共に『今後、朝鮮半島で戦争は起きない』と約束した」と述べた時には、最も大きな拍手がわき起こったという。

文大統領の演説する姿を写真に収める議員も多かった。文大統領は「ロシアW杯に出場している韓国代表選手らにも温かい応援をお願いしたい。バリショーエスパシーバ!(ロシア語で本当にありがとうございますの意)」とのあいさつで演説を締めくくった。

約18分にわたって行われた演説後にも、文大統領は議員らと握手や会話を交わした。和気あいあいとした雰囲気の中で自撮りツーショットにも快く応じていたという。

この報道を見た韓国のネットユーザーからは「最高!感動した」「誇らしいね」「品格と謙遜を持ち合わせた文大統領はどこへ行っても大人気」「文大統領の外交、安保は認めざるを得ない」「過去の大統領と比べ、信頼関係を築く能力はずば抜けている」など、文大統領への称賛の声が相次いでいる。

一方で「人がいいことは分かったから、今後は韓国の経済を救って」「危機に陥っている韓国経済のことは無視?早く帰って来て」など、低迷しつつある韓国経済への対応を求める声も目立った。(翻訳・編集/堂本

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