蔡英文総統の大阪地震お見舞いメッセージに安倍首相が中国語で感謝、蔡総統はすぐに「いいね」―中国メディア

Record China    2018年6月21日(木) 16時40分

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20日、海外網は、台湾の蔡英文総統がツイッターで大阪北部地震へ日本語でお見舞いメッセージを発信したことに対し、安倍晋三首相から中国語で返信があったと伝えた。資料写真。

2018年6月20日、海外網は、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統がツイッターで大阪北部地震について日本語でお見舞いメッセージを発信したことに対し、安倍晋三首相から中国語で返信があったと伝えた。

記事は、蔡総統が日本語で「近畿地方で発生した地震で被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。必要な支援を行う用意をしています」と、ツイッターに投稿したことに対し、安倍首相から中国語で、「心温まるお見舞いの言葉、ありがとうございます。古くからの友人である台湾の皆さんから、本当にたくさんの応援メッセージをいただいていることにも、感謝したいと思います。『まさかの時の友は真の友』、これからも困難な時に助け合える関係を続けていくことを希望します」との返信があったと伝えた。

記事は「安倍首相の返信を受け取った蔡総統は、すぐに『いいね』を付けた」と指摘。さらに両氏のこうした交流はこれが初めてではなく、今年2月に台湾東部の花蓮市で地震が発生した時にも、安倍首相がツイッターでメッセージを送り、蔡総統が返信していることを説明している。

海外網はこうしたやり取りがあったことを紹介するとともに、「両氏の交流は独立派にとって喜ぶ理由となり、日台友好の良い宣伝となったが、台湾の一部ネットユーザーからは『日本は儀礼的に返信しただけだ。表面的な関係にすぎない』などのコメントが寄せられている」と指摘。「日本が政治的タブーを忌避しなかったことで台湾独立派を喜ばせたが、これは国際社会における台湾の現状を変えることとはならず、独立派も過度に喜ぶべきではないと、台湾の学者は警告している」とし、「今年5月には安倍首相が自ら、政治面での台湾との関係切断を確認している」とも主張した。(翻訳・編集/山中)

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