中国人観光客の高級品購入ブーム終息か、経済成長減速で下火に―シンガポール華字紙

Record China    2012年6月2日(土) 6時33分

拡大

5月31日、経済成長の減速により、高級ブランド品市場をにぎわしていた中国人観光客がすっかり売り場に姿を見せなくなり、高級品の消費ブームが徐々に下火になりつつあるという。写真は11年12月、香港のブランド店で買い物をする中国本土からの観光客。

(1 / 5 枚)

2012年5月31日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、経済成長の減速により、中国本土からの観光客が香港でブランド品や高級住宅、美術品、高級ワインなどを買いあさるといった高級品の消費ブームが徐々に下火になりつつある。

その他の写真

米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じたところによれば、今年5月のゴールデンウイークに香港を訪れた中国本土からの観光客は過去と比べて大幅に減少し、芸術品のオークションや不動産の購入も減っている。

ここ数年、中国本土からの観光客は香港の人口の4倍に当たる年間2800万人を超えていたが、中国本土の経済成長が減速し、貸し付けも引き締められたことで客足が遠のき、宝飾品や腕時計などの小売店は売り上げの原動力を失いつつある。

また、韓国の朝鮮日報は韓国を訪れる中国や日本からの観光客の買い物の仕方に変化が生じているとし、高級ブランド品市場をにぎわしていた中国人観光客がすっかり売り場に姿を見せなくなったと伝えている。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携