日本サッカーに中国が学ぶべき点とは?中国で大反響

Record China    2018年6月21日(木) 23時10分

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ロシアで開催中のサッカーW杯で日本代表がアジア勢初の南米勢撃破を成し遂げ、新たな歴史を生み出した。中国サッカーファンの間でも大きな反響を呼んでいる。写真は中国で放送された日本対コロンビア戦。

2018年6月20日、中国メディア・新浪は、ロシアで開催中のサッカーワールドカップ(W杯)で日本代表がアジア勢初の南米勢撃破を成し遂げ、新たな歴史を生み出したと伝えた。

日本と中国の格差はなぜこれほど開いたのか。試合後、中国のサッカーファンたちの間で議論されているが、「注目すべきは代表チームやプロリーグではなく、それよりもっと前の段階だ」との指摘が出ている。

1980年代には漫画「キャプテン翼」が大流行し、サッカーブームを引き起こしたが、日本では子どもの頃からクラブチームや中学・高校の部活などスポーツが非常に盛んに行われており、競技人口も多い。地域の大会からインターハイ、インターカレッジのような全国大会まで試合や大会も数多く行われている。

中でも全国高等学校サッカー選手権大会が始まったのは1917年。毎年12月末から翌年始にかけて開催されており、決勝戦の観客動員数は5万人を超える。

現在国際的に活躍している日本人選手の多くも子どもの頃からサッカーを続け、こうした試合や大会から輩出されている。中国はこうした日本に学ぶべきだと、記事は伝えている。

この報道に、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「日本サッカーはレベルが高い。コロンビア戦の勝利も不思議ではないと感じた」

「日本は助っ人を最小限に抑え、海外にも積極的にもまれに行っている」

「中国は海外から選手を札束で呼んで強くなった気になっているが、日本との差はどんどん開いているよ」

「格差はサッカーに限ったことじゃない。多くのスポーツで同じことが言えるのでは?」

「ちょうど大阪で大きい地震が起きたばかり。今回の試合では日本人選手のハートの強さもわかった」

「それにしても、第94回高校サッカー選手権大会の決勝戦の観客動員数が5万4000人だって。すごいな」

「日本に学ぶなんてどだい無理な話だ。今どきの子どもは親が体育の授業すら満足にさせない」

「グラウンドは『芝生保護のため使用禁止』なんて学校もあるくらいだからね」

「教育制度の改革なしにはスポーツ振興はありえないということだな」

「中国には子どもの頃からサッカーに熱中できるような仕組みはできていないな」

「みんな一人っ子だから、サッカーで生きていこうなんて子どもは…」

「なぜ子どもの頃からサッカーをしないか、それでは将来の人生設計が立たないからだよ」

「しかも真っ正直な人ほど嫌になってしまうのが中国サッカー界の現状だ」

「中国人選手が日本人選手よりも上回っているのは髪形とタトゥーだけ…」(翻訳・編集/岡田)

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