人民網日本語版 2018年6月21日(木) 1時30分
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中国観光研究院データセンターの総合推計によると、3日間の端午節連休に国内旅行に出かけた人は延べ8910万人、前年同期比7.9%増加した。また、国内旅行収入は同7.3%増の362億元(約6200億円)に達した。写真は大連。
中国文化・旅遊部が18日に発表した2018年端午節休暇の観光市場に関する情報によると、今年の端午節(旧暦5月5日、今年は6月18日)連休期間中、国民の旅行ブームはピークとなり、観光旅行市場は引き続き活況となっている。中国観光研究院データセンターの総合推計によると、3日間の端午節連休に国内旅行に出かけた人は延べ8910万人、前年同期比7.9%増加した。また、国内旅行収入は同7.3%増の362億元(約6200億円)に達した。人民日報が伝えた。
文化旅行ブームが起こり、民俗をテーマとした旅行に人気が集まった。また、旅行消費のアップグレードに伴い、「旅行+文化」、「旅行+スポーツ」といった旅行商品の人気が高まり、福建や広西、河南、四川、マカオの各地でドラゴンボート大会や無形文化遺産によるパフォーマンスが行われ、端午節連休の特徴が際立った。
親子旅行もピークを迎え、ロシアへの旅行人気も高まりを見せた。サマーシーズンが近づいていることから、ビーチリゾート都市が親子旅行や海水浴・納涼旅行の重要目的地となり、三亜、アモイ、北海、青島、大連、日照、珠海、秦皇島、寧波の各都市に大勢の観光客が詰めかけた。また、2018年W杯ロシア大会の開幕をきっかけに、「W杯ツアーブーム」となり、ロシアツアーの人気が急上昇した。
「全域観光」の効果が顕著に見られ、質の高い旅行体験を実現させている。端午節連休ツアー商品およびサービスはその供給が十分で、市場の活力も充足していた。桂林は全域サービスによる「全域観光」の推進に取り組み、観光案内センターやスマート観光サービスプラットフォームなどによって、観光客の旅行の利便性が目に見えて高まった。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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