北朝鮮が50年ぶりの大干ばつ、食糧危機悪化で金正恩新体制の求心力に影響も―香港メディア

Record China    2012年5月28日(月) 20時58分

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28日、北朝鮮が50年ぶりの大干ばつに見舞われており、食糧難の深刻化が懸念されている。金正恩・新体制の求心力にも影響が出そうだ。写真は中国と北朝鮮の国境付近。

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2012年5月28日、北朝鮮が50年ぶりの大干ばつに見舞われており、食糧難の深刻化が懸念されている。金正恩(キム・ジョンウン)新体制の求心力にも影響が出そうだ。香港フェニックステレビが伝えた。

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記事によると、北朝鮮の大部分の地域が深刻な干ばつに見舞われている。4月26日から30日近くもの間、一滴も雨が降らず、この50年で最も干ばつが深刻な状態となっている。主食のコメやトウモロコシの生育にも影響し、麦畑や大豆畑も被害を受けているという。北朝鮮国営の朝鮮中央通信によると、このまま5月末日まで雨が降らなければ、西海岸の大部分の地域で5月の降雨量が1962年以降の最低記録を更新する。

干ばつの影響で食糧難のさらなる深刻化が懸念されており、金正恩新体制への打撃も計り知れない。北朝鮮メディアは「干ばつや飲み水不足という困難を乗り切ろう」と呼び掛けているほか、特に深刻な西北部では労働者や農民が新たな井戸の掘削に駆り出されているという。(翻訳・編集/NN)

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