人民網日本語版 2018年6月20日(水) 0時0分
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広州長隆野生動物世界は16日、マダガスカルだけに生息する世界絶滅危惧種であるクロシロエリマキキツネザルが、三つ子の赤ちゃんを生んだと発表した。生後1カ月になる三つ子は16日、正式に一般公開された。
広州長隆野生動物世界は16日、マダガスカルだけに生息する世界絶滅危惧種であるクロシロエリマキキツネザルが、三つ子の赤ちゃんを生んだと発表した。生後1カ月になる三つ子は16日、正式に一般公開された。もこもこした体にくりくりした目が愛嬌たっぷりだ。中国新聞社が伝えた。
クロシロエリマキキツネザルはマダガスカル島東部の赤道直下の熱帯雨林に生息する種で、2012年に世界自然保護基金(IUCN)レッドリストにリスト入りした。環境に敏感で妊娠しにくく、特殊な生殖の習性を持ち、繁殖期が短い。1度に1−2匹産むが、今回の三つ子は世界的に見ても珍しいケースだ。
クロシロエリマキキツネザルは広州市長隆で20頭以上の群れを形成している。今年4月には2組の夫婦が親になり、1頭ずつ生まれた。5月8日に雌の「尼科」が自然分娩し、珍しい三つ子(いずれも雄)を出産した。出生時の体重は、わずか110グラム、100グラム、90グラム。
三つ子は産後12日後には母ザルに「産室」から連れ出され、周辺の環境の探索を始めたほか、木登りと生存していくためのスキルを学び始めたという。(編集YF)
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