2012年5月24日、BBC中国語版によると、HSBC（香港上海銀行）の調査で、中国の製造業の成長速度が7カ月連続で減速していることが分かった。世界経済の鈍化が中国にも影響を及している。

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中国政府のデータによれば、年度初めの中国経済成長率は8％となっているが、今回の数字は中国の経済成長がスピードを落としつつあることの証拠となっている。5月の購買担当者指数（PMI）予測値は受注量が7カ月連続で減少傾向にあると示しており、4月度の中国貿易、小売、投資分野の統計データでも同様の傾向がみられる。

BBCの北京駐在員は、世界経済危機が始まって以来、中国の経済状況は最悪の段階になっていると指摘。中国政府は対応措置を取っており、温家宝（おん・かほう）首相は23日に国務院会議にて、中国の当面の急務は依然として経済成長の持続であると述べた。（翻訳・編集/中原）