高学歴人材を優遇する日本、中国人博士は日本に残る傾向―中国メディア

Record China    2018年6月17日(日) 20時0分

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17日、中国僑網は、日本新華僑報網の報道を引用し、日本に残って仕事をする中国人博士が多いと伝えた。資料写真。

2018年6月17日、中国僑網は、日本新華僑報網の報道を引用し、日本に残って仕事をする中国人博士が多いと伝えた。

記事は、文部科学省が発表した博士人材追跡調査報告について紹介。「15年に卒業した博士のうち、外国人が21.7%を占めた。国・地域別でみると、中国大陸が最も多く44.1%を占め、次いで多かったのが韓国で7.7%だった」と伝えた。

そして、「この調査によると、15年卒業の博士のうち、50.3%が半年後も日本に留まっていた。12年卒業の博士課程修了者に対する調査では、卒業から1年後に日本に留まっていた人の割合は46.4%で、約半数に達する。したがって、日本で高学歴を取得した華人は、日本に留まって発展する傾向であることが分かる」と分析した。

記事は「文部科学省は、11年からより多くの優秀な学生を育てるため『博士課程教育リーディングプログラム』を実施しており、より大きな活躍の舞台を提供している。現在、日本国内の33大学で62の関連プログラムがあり、中国人留学生もこの対象となる。このプログラムのサポートによって卒業した博士のうち、外国人留学生が3割以上を占めており、中国人留学生が最も多い」と紹介した。(翻訳・編集/山中)

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