<日中経済・新事情>ポーラが上海・瀋陽で本格エステサービス、はとバスが英中2カ国語で日本文化体験重視のコース設定など

Record China    2018年6月15日(金) 8時30分

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写真は第1回中国国際輸入博覧会が開催される「国家会展中心(上海)」(ナショナル・エクシビション・アンド・コンベンション・センター)。

●ポーラが上海瀋陽で本格エステサービス、基本価格は約2万1000円から

ポーラは14日、上海iapm店と瀋陽万象城店(遼寧省)の2店舗で16日、ポーラ最高級エイジングケアブランドのエステサービスを開始すると発表した。価格は「B.A抗衰老護理(B.Aプレミアムエイジングケア)」が1240元(約2万1000円)で「B.A深層清潔抗衰老護理(B.Aプレミアムエイジングケア+酵素洗顔)」が1340元(約2万3000円)。現地ニーズに合わせてフェイシャルエステにバックトリートメントをセットにしたコースを中心に提案する。その他のメニューも今後追加の予定。

●はとバス、英中2カ国語で案内する外国人向けコースを発表

はとバスは14日、英語・中国語で案内するコース外国人向けコース(7~12月)を発表した。2018年前期からの継続コース含め英語・中国語全33コースで、前年比6%増の計4万2100人の利用を目指す。川越氷川神社で開催の風鈴まつりの見学を含むコースを新たに設けるなど、季節に合わせた日本文化体験を重視した。

●日本企業の「一路一帯」への取り組みに変化、「積極的態度」から「実際の行動」に―中国報道官

中国外交部の耿爽報道官は14日の定例記者会見で、習近平政権が進める「一路一帯」政策に対して日本企業の取り組みが「積極的態度」から「実際の行動」に変化していると述べた。耿報道官は、中国は日中が共同で第三国の市場を開拓することについて特に重視してきたとの考えを示し、5月9日に日中双方が締結した「第三国における日中民間経済協力に関する覚え書き」が協力作業を進めるメカニズムを作る上で有効とした。

●中国輸入博覧会に日本企業が熱い視線、第2回では食品関連で中小企業100社以上の商品を出展

上海市で11月、第1回中国国際輸入博覧会が開催される。中国が貿易の自由化と経済のグローバル化を支持することを示し、国内市場を自らの手で世界に開放する目的があるという。上海メディアの東方網によると、2019年開催の第2回についても日本企業は高い関心を示しており、1社は出展を最も早く決めた4企業/組織のひとつになったという。出展内容は日本の中小企業100社以上が手掛ける特色ある食品という。

●富士経済、中国のEV推進が世界市場を引き上げも自国内陸での需要拡大は10年以上必要

富士経済によると、電気自動車(EV)の2035年の販売台数は2017年の14.8倍の1125万台になると予測できる。中国でのEV拡大の影響を受け押収やインドでもEVシフトが進むと見られる。中国では全自動車メーカーにEVの投入が義務付けられることから、18年以降に急拡大。2020年前後からは外資系メーカーのモデルが出揃うことでさらに拡大。ただし、自動車メーカー育成と、電力供給や電力設備、充電設備などを整備し、中国内陸部まで需要を拡大させるには今後10年以上かかると予想されるという。(翻訳・編集/如月隼人

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