<レコチャ広場>北朝鮮にまで裏切られた!拘束事件から考える対外援助の意義―中国

Record China    2012年5月18日(金) 22時54分

拡大

18日、中国のブランド戦略の専門家、風青楊氏が「北朝鮮による拘束事件から反省する中国の対外援助」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。写真は10年5月、山東省日照港に積まれた北朝鮮に無償支援される計5tの化学肥料の硫酸アンモニウム。

(1 / 4 枚)

2012年5月18日、中国のブランド戦略の専門家、風青楊(フォン・チンヤン)氏が「北朝鮮による拘束事件から反省する中国の対外援助」と題した記事を中国のブログサイト・網易博客に掲載した。以下はその概要。

その他の写真

先日、中国海域内で漁をしていた遼寧省の漁船3隻、乗務員29人が北朝鮮海域へ連れ去られるという事件が発生した。3隻は連れ去られた後、1隻につき40万元(約500万円)、合計で120万元(約1500万円)の金銭を解放の条件として要求されたという。中国人がフィリピンやソマリアなどで誘拐される事件は度々起きているが、北朝鮮だけは許せない。中国にどれだけ援助してもらっているのか、分かっているのだろうか?

中国人の1人当たり平均年収は世界100位にも入っていない。人民がこれほど貧しく苦しい生活を送っているのに国は対外援助に励んでいる。だが、それに対する見返りはあっただろうか?北朝鮮だけではない。アルバニア、ベトナム、アフリカは?われわれが望んだ見返りは何1つ手に入っていないではないか。中国がこれほど自らを犠牲にしても微塵も感謝されていない。中国人は世界で1番、お人好しで愚かな民族かもしれない。

最も腹が立つのはアルバニアもインドネシアもベトナムもカンボジアもラオスも最後は結局、「手のひら返し」で終わっていること。中国が本当に豊かで金があり余っているなら、気前よく人助けをするのは美徳といえる。だが、われわれは貧しいのだ。まずは国内の窮状を救うことから始めるべきではないだろうか?(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携