<中華ボイス>薄っぺらな華やかさ、多くの国民はいまだ闇の中―アナウンサー

Record China    2012年5月25日(金) 19時47分

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経済の発展により、国民の生活も改善され、豊かになったように思われる中国。しかし今でも給料の未払いが横行し、大学を卒業しても安定した職に就けず、劣悪な環境で生活を送る「蟻族」が増えている。写真は山西省太原市で共同生活を送る若者たち。

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経済の発展により、国民の生活も改善され、豊かになったように思われる中国。実際中国人の購買力は世界の消費の主力となっているが、それはごく一部の人たちに限られている。中国では今でも給料の未払いが横行し、未来を担う若者たちの間では、大学を卒業しても安定した職に就けず、劣悪な環境で共同生活を送る「蟻(アリ)族」と呼ばれる人たちが増えている。

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2012年5月17日、中国の著名アナウンサー・崔永元(ツイ・ヨンユエン)氏は華やかな表向きと相反する中国の現状について、「私が小さいころ、中国は世界の7%の農地で世界人口の22%に当たる中国の全人口を養ったと本に書いてあった。しかし本には、中国の公務員数が世界全体の公務員数の60%を占め、中国の教育に充てられた費用が世界の3%しかないとは書かれていなかった。さらに中国の97%の富は1%の人に集中していることや、90%の国民が世界で最も害のある食品を口にし、高い税金を払い、汚くきつい労働をしていることなども載っていなかった」とインターネットに掲載した。(翻訳・編集/内山

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