韓国大統領府が米韓合同軍事演習中断を容認?=韓国ネットから不安の声

配信日時:2018年6月14日(木) 13時0分
「ちゃんと核廃棄する?」米韓軍事演習中断の流れを韓国ネットが懸念
画像ID  997067
13日、韓国・毎日経済によると、米国のドナルド・トランプ大統領は、米ABC放送・FOXニュースとのインタビューで「北朝鮮と誠意を持って交渉を進めている限り米韓合同軍事演習はしない」と明らかにした。写真は韓国大統領府。
2018年6月13日、韓国・毎日経済によると、米国のドナルド・トランプ大統領は12日(現地時間)、米ABC放送・FOXニュースとのインタビューで「北朝鮮と誠意を持って交渉を進めている限り米韓合同軍事演習はしない」と明らかにした。

また、トランプ大統領は「金正恩(キム・ジョンウン)委員長は北朝鮮全体を非核化する」とし、「その措置は非常に迅速に開始される」と強調。さらに「北朝鮮は今後数日以内に関連措置を明らかにする」とし、「彼らは試験場を除去しようとしている」と述べた。

非核化の時期に関して、トランプ大統領は「今すぐ核をなくすのは科学的に可能でない。まずは始めようということ」と述べ、CVID(完全かつ検証可能で不可逆的な非核化)を強調していた従来の立場を再確認した。

記事によると、韓国大統領府は、トランプ大統領の米韓合同軍事演習中止発言について「現時点ではトランプ大統領の発言の正確な意味と意図を把握する必要がある」と慎重な反応をみせている。その一方で、米朝間による朝鮮半島の非核化への真剣な対話を前提に、大統領府内では米韓合同軍事演習中止への雰囲気が醸成されいるそうで、大統領府の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は「米朝間による朝鮮半島の非核化と、関係構築のための真剣な対話が行われている間は、このような会話をより円滑に進めることができるさまざまな方策を講じる必要がある」と述べたという。

金報道官の発言について、記事は「事実上、米韓合同軍事演習中止を容認できるということで、議論は避けられない見通し」と分析した。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「大丈夫かな~」「まだ核廃棄の交渉中なのに…」「ちゃんと廃棄するのか」など、北朝鮮による核廃棄への不安の声が寄せられている。

一方で「非核化のための事前措置なんだと思う」「こうやって段階的に進めるんだろう」など、段階的に前進しているとする肯定的な意見も。

また「ちゃんと非核化をする前にこんな発言をしているトランプ大統領に韓国政府は何も言わないのか」「トランプ大統領の意図を把握するだって?韓国政府は今さら何を言っているんだ」など、韓国政府の対応に不満の声もあった。(翻訳・編集/三田)
記事について質問する
非表示
  • コメント
  • facebook
  • twitter
コメント 1

  • コメントを書く

残り400
利用規約 を順守し、内容に責任をもってご投稿ください。
  • geo***** | (2018/06/14 17:35)

    佐藤貫「自滅するアメリカ帝国」(文藝春秋)は、「今後30年間、急速に『ヒスパニック化』していくアメリカの政治は”軍事支出を減らして、アメリカの勢力圏を縮小していく”という非覇権主義的なグランド・ストラテジーを選択する可能性が高い。」(228~29頁)「日本がアメリカの保護領としての環境に安住し、安易な対米依存体制を続けていればすむ時代は終わった・・(中略)21世紀の日本には(自主的な核抑止力を含む)自主防衛能力の構築と同盟関係の多角化が必要である。(中略)2020年代になると、財政危機と通貨危機を惹き起こした米政府は『米軍が、中東と東アジアを同時に支配し続ける』という国家戦略をギブ・アップせざるを得なくなる。その場合、アメリカが撤退していくのは東アジアであろう』」という(238~39頁)。同書の予言通りに事態は進み始めている。トランプだけが特別と考えてはならない。日本の覚悟が問われている。
    このコメントは非表示に設定されています。
最新ニュースはこちら

SNS話題記事