人民網日本語版 2018年6月18日(月) 6時0分
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四川省の西南大学ではこのほど「食話食説」という名の選択カリキュラムが開設された。他大学の学生たちがテストや単位で苦しんでいる中、この選択カリキュラムを受講する学生たちは火鍋を味わいながら、単位を取得することができるのだという。
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四川省の西南大学ではこのほど「食話食説」という名の選択カリキュラムが開設された。他大学の学生たちがテストや単位で苦しんでいる中、この選択カリキュラムを受講する学生たちは火鍋を味わいながら、単位を取得することができるのだという。中国新聞網が伝えた。
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同カリキュラムは国家レベルの調理師が主任講師を務め、同大学食堂の経理またはコックが副講師を務める。カリキュラムの単位数は2単位分となっており、全部で32時限の授業となっている。学生たちは毎回、2種類の伝統的な料理の歴史や調理方法を学んでいく。
主任講師を務める羅氏は、このカリキュラムの目的はコックを育成することではなく、将来社会に出ていく学生たちに少しでも生活のスキルを学んでもらい、このカリキュラムを通じて生活という物への理解を深めてほしいとしている。
同カリキュラムに参加している大学4年生の蒋欣興(ジアン・シンシン)さんは、今日でこの授業に参加するのは4回目だと話し、「初めて先生から酸菜魚の作り方を習った時、油が入っているフライパンに魚と一緒に水まで入れてしまい、油が手にはねて、ずっとフライパンから離れた場所にいるしかなかった」とした。
同カリキュラムのクラス担任である余洋洲(ユー・ヤンジョウ)さんは、学生たちは最初の授業では、包丁の持ち方から食材をどのように調理すればよいかわかっていなかったといい、「ほとんどの学生は一人っ子のため、料理を作ったことがないどころか、茶碗を洗ったことすらなかった。数回の授業を通じて、彼らは目に見えて進歩している」と話す。
同カリキュラムは中国の食文化をベースに、学生たちに食材に対する知識や四川料理の作り方を紹介していくという。8週間にわたる授業で、学生たちは麻婆豆腐や水煮肉片、魚香茄餅、回鍋肉といった代表的な料理を学んでいく。(提供/人民網日本語版・編集/TG)
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