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行き過ぎた愛国主義と批判も、フィリピン人家政婦への暴行や解雇、広がる=南シナ海問題の余波で―中国

配信日時:2012年5月14日(月) 17時35分
行き過ぎた愛国主義と批判も、フィリピン人家政婦への暴行や解雇、広がる=南シナ海問題の余波で―中国
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10日、スカボロー礁の領有問題で中国・フィリピン間の緊張が高まっているが、中国では愛国心を誇示するためフィリピン人家政婦を解雇する人が現れ始めている。写真はフィリピン人家政婦。
2012年5月10日、鳳凰財経によると、南シナ海スカボロー礁(中国名・黄岩島)の領有問題で中国・フィリピン間の緊張が高まっているが、そうした中、中国では愛国心を誇示するためフィリピンから出稼ぎに来た家政婦を突然解雇する人が現れ始めている。

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ある不動産会社の社長は自身のミニブログで、フィリピン人家政婦を解雇したことを明かし、人々に団結を呼びかけた。こうした動きに対し、一部のネットユーザーからは「行き過ぎだ」「見識があまりに狭い」と批判的な見方も出ている。

ある統計では、香港におけるフィリピン人家政婦は15万人に上り、中国本土にも約6万人。その他にも教員や芸能人など10万人のフィリピン人が中国本土で働いているとされるが、フィリピン人家政婦の存在は中国では本来違法で、多くは「外国語教員」や「秘書」など他の名義で就労ビザを取得して入国しているという。

また、中国のあるネットユーザーは自身の家で雇っているフィリピン人家政婦が外出時に少年に殴られたとミニブログで明かしており、国と国の間の緊張が一般市民の間にも波及しつつある。(翻訳・編集/岡田)
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