JAL海外委託工場で整備ミス―福建省アモイ市

Record China    2007年2月28日(水) 1時54分

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航空機の整備をおこなう、アモイ市の整備会社「TAECO」の整備士(資料写真)

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2007年2月24日、経営再建中のJAL日本航空は、コストダウンを図るため海外の認定整備工場に委託して整備作業を行っている。

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中国福建省アモイ市の整備会社「TAECO」でボーイング767型機を整備した時に、機体の向きを変える主翼の縁にある可動式の補助翼の金属部品の取り付けを忘れたままだったことが分かった。

JALが2月1日に整備ミスを発見するまで、同機はこの部品がないまま関西−韓国・仁川便などで使用されていた。

整備会社「TAECO」は、中国の主要な航空機整備会社でアメリカ航空局の認定工場にもなっている。日本に比べてコストが割安で大規模整備の場合、日本国内の1/3の費用でできる。

重要な整備の外注によるコストダウンについて、安全を犠牲にしているのではないかという声が強まりそうだ。(編集・永井健二)

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