日本人男性が台湾に住む孫娘に誕生日カード、でも住所が……郵便局員の奮闘で無事手元へ!―台湾メディア

Record China    2018年6月12日(火) 7時30分

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8日、台湾・中央通訊社によると、宛先が不十分だった日本からの手紙が台湾の郵便局員の親切な対応によって無事、受取人まで届けられた。資料写真。

2018年6月8日、台湾・中央通訊社によると、宛先が不十分だった日本からの手紙が台湾の郵便局員の親切な対応によって無事、受取人まで届けられた。

記事によると、先月9日、日本から台湾の嘉義郵便局に送られてきたエアメールの中に、アンパンマンの絵があしらわれた封筒があった。宛先には「嘉義市76号6F3」と書かれており、「嘉義市」の後の「〇〇通り」が抜けていたため住所が特定できなかった。郵便局に務める王(ワン)さんは、この道20年の経験から集合住宅の可能性が高いと判断。思い当たる集合住宅の管理室に一つ一つ電話をかけていった。

すると、西区のある集合住宅に受取人がいる可能性が高いことが分かった。王さんは手紙のコピーに自分の名刺を添えて集合住宅のポストへ。今月6日に確認が取れたという折返しの電話があり、手紙は翌7日に受取人の手元に届いた。

手紙は、中村さんという男性が3歳になる孫娘に送った誕生日カードだった。中村さんの妻・張(ジャン)さんは、若い頃に日本の会社で働き、その後結婚。娘と孫はいずれも台湾で生活している。張さんは現在、同市にある娘の家を訪れており、中村さんから「手紙は着いた?」とチャットアプリを通じて何度も聞かれていたという。張さんは王さんの丁寧な対応に感謝。手紙を受け取って喜んでいたという孫娘も、王さんにお辞儀をして感謝したという。(翻訳・編集/北田

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