中国で大人気のアニメ「ペッパピッグ」 毎日友人の子供に電話するペッパ役声優

人民網日本語版    2018年6月11日(月) 14時30分

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「私はペッパ、これは弟のジョージ、これは私のマミー、これは私のダディ…」。英国のテレビアニメ「ペッパピッグ」が2年前から中国でも放送されるようになって以降、このオープニングの言葉が広く知られるようになった。

「私はペッパ、これは弟のジョージ、これは私のマミー、これは私のダディ……」。英国のテレビアニメ「ペッパピッグ」が2年前から中国でも放送されるようになって以降、このオープニングの言葉が広く知られるようになり、ピンクのブタ・ペッパが子供たちの間で大人気となっている。広州日報が報じた。

かわいい主人公のペッパの声を担当しているのは上海出身の若手声優・陳奕■(■は雨かんむりに文)さんだ。彼女はまだ若いものの、声優歴は8年になる。

英国で2004年から放送されている「ペッパピッグ」は好評を博し、その人気は世界中に広がっており、世界中に多くのファンを抱えるようになっている。同アニメは、これまでに世界の180もの地域で放送されている。中国でも放送が始まって以降、子供たちの間で人気を博し、今年に入ってもそのキャラクターがネット上で話題をさらい、社会現象を巻き起こすほどの人気者となっている。

「英国版のペッパの声は子供が担当しており、その声はとても素晴らしい。しかし、私は音線も年齢も全然違うため、当初はその違いの大きさを心配した。でも、実際に録音する過程で、音質やキャラクターに対する理解などの面で、製作者が私に制作に対する大きな幅を与えてくれた。英国版の音線に近づけるようにとは求められず、私自身の理解を基に中国語版のペッパを演じればいいと言ってもらった」と陳さん。

他の役と同じく、陳さんはペッパになりきり、子供の観点で物事を考え、その声でペッパに魂を吹き込み、ペッパの無邪気でかわいい部分や癖などもうまく演じ切っている。中国版「ペッパピッグ」が中国で大人気となるにつれ、陳さんの声も、多くの子供にとって、毎日欠かさず聞かないと落ち着かないものとなっている。

陳さんの知り合いたちは「ペッパ」の声が彼女のものであると知ると、「私の子供に電話して、『ペッパ』の声で会話してほしい」と頼まれるようになったため、陳さんは仕事以外の時間でもとても忙しいという。陳さんは、ペッパは子供たちを正しい方向へと導く適役だと考えているため、どんなに仕事が忙しくても、毎晩ペッパに扮して、友人の子供らに早く寝るよう電話しているという。

「ペッパにしても、ドラマ・花千骨(The Journey of Flower)のヒロイン・花千骨にしても、どの役の声を担当するとしても、私は例外なく一生懸命がんばる。声優という言葉にも、女優と同じ『優』という言葉が付いている。だから、単に機械的に読んだり、きれいな声を出したりするのではなく、リアルさが必要で感情を込めなければならない」と陳さん。(編集KN)

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