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7日、米国籍を取得する中国人の数が年々減少していることが統計データから明らかになった。写真は11年11月、福建省アモイ市で開かれた留学フェア。
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2012年5月7日、中国のラジオ放送・中国之声(ボイス・オブ・チャイナ)の「全球華語広播網」によると、米国籍を取得する中国人の数が年々減少していることが統計データから明らかになった。中国広播網が伝えた。
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2011年に中国本土から米国へ国籍を移した移民の数は3万2864人だったが、2010年と比べて1100人減少。2009年と比べ4300人近くも減少しており、最も移民数の多かった2008年と比べると7200人近くも減少している。
全球華語広播網の余浩(ユー・ハオ)氏は、こうした傾向について、米国籍を取得する他の外国人も減少しており、その背景には2008年以降米国の経済が衰えたことが大きいと指摘。特に中国は経済が急速に成長しているため今後の見通しが明るいことから米国籍の取得を希望する人が減少したのではないかとしている。
また、米国のグリーンカードを取得し、国籍は中国のままにしておけば、中国と米国を行き来する生活を送りやすく、米国籍を取得するよりも利便性が高いと、余氏は指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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