中国人の道徳は失われた?人助けしていて孤立のブラジル人、嘆く―中国メディア

Record China    2012年5月9日(水) 11時14分

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7日、広東省「正義の行動」基金会は、スリを捕まえようとして、逆に暴行を受けて負傷したブラジル人男性Mozerさんに賞金5万元を贈った。写真はMozerさん。

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2012年5月7日、広東省「正義の行動」基金会は、スリを捕まえようとしたブラジル人男性Mozerさんに賞金5万元(約63万8000円)を贈った。長城網が伝えた。

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5月4日、Mozerさんは広東省東莞市の繁華街で、女性のカバンから盗んでいるスリを発見した。とっさに体が動いたというMozerさんは持っていた傘でスリに殴りかかった。ところがスリの仲間がやってきて逆に袋だたきにされてしまったという。

Mozerさんに頭に10針も縫う大怪我を負ったが、それ以上にとって衝撃的だったのは回りの中国人が誰一人として助けてくれなかったこと。「ブラジルならみんなが助けてくれます。中国もそうなって欲しい」と嘆いていた。

この一件は中国人の道徳が失われている事例だとしてメディアで大きく報じられた。広東省「正義の行動」基金会、東莞市「正義の行動」基金会はこの行動を表彰することを決め、賞金として5万元を贈った。また警察はスリ逮捕に全力を注いでおり、これまでに2人が逮捕されている。(翻訳・編集/KT)

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