上海協力機構プレスセンターではハイテクが大活躍

人民網日本語版    2018年6月7日(木) 19時10分

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上海協力機構(SCO)青島サミットプレスセンター(以下「同センター」)1階ホールに6日午前8時、足を踏み入れたところ、たちまち目の前のロボットに注意を引きつけられた。

上海協力機構(SCO)青島サミットプレスセンター(以下「同センター」)1階ホールに6日午前8時、足を踏み入れたところ、たちまち目の前のロボットに注意を引きつけられた。ロボットは、「SCO青島サミットプレスセンターにようこそ、私は六六です。あなたのために働けて光栄です」としゃべりだした。そしてこの特殊な職員の案内で、同センターが正式にお披露目された。科技日報が伝えた。

同センター内を歩くと、ロボット、人工知能(AI)、本物そっくりの魚ロボットといったハイテクが人目を引くだけでなく、同センターの科学技術理念を十分に体現していた。

身長1メートル20センチの六六は礼儀正しく、その音声は聞いていて心地よい。六六はおもてなしロボットで、ほかにも荷物運びロボットや警備ロボットといった数体の仲間がいる。ロボットたちは国内外メディアの登録記者にサービスを提供し、AIの魅力を体験してもらい、「中国スマート製造」の新たな成果を実感してもらうことになる。質問に答えたり、道案内やナビゲーションなどマンマシンインターフェース機能を搭載するロボットだ。職員によると、六六は中国語、ロシア語、英語の3カ国語をマスターしている。また行き先を見つけられない場合、利用者を目的地まで案内しながら、通過する場所の紹介を行うといったようにガイドの役目を果たすこともできる。

同センターの1階と2階に設置されているロッカーは、顔認証技術を採用。記者が現場で体験したところ、一般的なロッカーと異なり、「預ける」ボタンを押すと、ロッカーのスマート設備が「正面からパネルを向き、一定の距離を保ってください」と音声で案内した。顔認証が終わると、ロッカーの扉が自動的に開く。預けた物を取り出す時も「取り出す」ボタンを押し、パネルを正面から見ればロックが解除される。同センター事務施設・設備チーム長の田祥雷氏によると、記者が持ち物を預けやすいようにするため、1階に顔認証ロッカーを4組、2階に2組設置されているという。ロッカーは1組で24個に区切られており、6組で144個のスペースとなっており、記者の荷物預かりの需要を満たすことができる。

「1秒たりとも休まない」警備ロボットも忙しくたち働いている。この海海と呼ばれるロボットは愛らしい大きな顔を持ち、同センター1階を巡回していた。このかわいらしいロボットは多くのハイテクを一身に集めている。顔認証や熱源スキャン、自主巡回などの技術を用い、ズーム・暗視装置を搭載している。設定したルートを自動的に巡回するか、人による遠隔操作で複雑な巡回任務をこなすこともできる。24時間・360度無死角のリアルタイム監視が可能で、その画面はリアルタイムで監視センターに伝送される。(編集YF)

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