総統府の正門前で若い憲兵が自殺、恋人との関係に悩んでいた?―台湾

Record China    2012年5月3日(木) 22時19分

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3日、台湾総統府の正門を警護していた憲兵が、持っていた自動小銃で自殺した。写真は台湾総統府。

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2012年5月3日、台湾・中央通訊社によると、現地時間の同日午前3時30分ごろ、馬英九(マー・インジウ)総統が執務する総統府の正門を警護していた憲兵が、持っていた自動小銃で自殺した。

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台北市消防局によると、通報があったのは現地時間の午前3時25分ごろ。「総統府の正門前で銃創を負った人が倒れている」との通報を受け、救急隊が現場に駆け付けた。現場には20代の男性が胸に銃創を負っており、すぐに病院に搬送されたが、到着前に心肺停止状態となった。

死亡したのは、台湾軍202指揮部第211大隊の憲兵、高[金玉]傑(ガオ・ユージエ)さん(20)。目撃証言によると、突然、持っていた91式小銃を自らの心臓に向けて発砲した。高さんはこの日、午前2時から4時まで、総統府の警護をすることになっていた。

当局は自殺とみて捜査を開始した。恋人との仲を悩んでいたとの証言もあり、当局は動機の解明に全力をあげている。一方、総統府の要を守る憲兵の自殺に関係者は動揺を隠せない。事件後、関係者全員に対し、再発防止のための訓示が行われたという。(翻訳・編集/NN)

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