拡大
5日、韓国メディア・毎日経済スポーツは、バレーボールの国際試合中に韓国男子代表チームが行った過度なジェスチャーが物議を醸していると報じた。ネットでは記事に対する賛否両論の意見が飛び交った。資料写真。
2018年6月5日、韓国メディア・毎日経済スポーツは、2018バレーボールネーションズリーグ(VNL)での韓国男子代表チームの過度なジェスチャーが物議を醸していると報じた。
キム・ホチョル監督率いるチームは4日(韓国時間)、男子予選ラウンド第2週ブラジル大会第3戦の日本戦で、フルセットの末に競り負けた。韓国は第1、2週の6試合すべてで敗北し、最下位で1次リーグ敗退となった。
記事によると、韓国代表チームは大会を見守ってきたバレーボールファンから、実力や試合内容だけでなくマナーの問題も指摘されている。近年の国際試合では、得点のたびに互いに抱き合い、コート内を駆け回ってハイタッチを交わす光景は見られなくなった。しかし韓国代表チームは相手チームよりもジェスチャーや歓声がオーバーで、「見ていて情けなかった」という意見が相次いでいるという。
記事は、「得点後のジェスチャーによってチームの士気を引き上げ、試合の流れを変えようとするのは良いが、度が過ぎると相手に対する尊敬の念を欠いてしまいかねない」と指摘している。
さらに「スポーツにおいて、相手を刺激するようなジェスチャーは厳しく制限されている」とし、野球を例に挙げて「打者がホームランを打った後にバットを投げたり打球をじっと見続けるなど、相手を強く刺激する行動をとった場合、次の打席でビーンボール(投手が故意に打者の頭を狙って投げる球)を受けかねない」と苦言を呈している。
続けて、「もちろん、種目によって風習は異なり、ジェスチャーに対して寛容な考えも広がってきている。しかしスポーツは戦争ではなく、相手も敵ではない。スポーツは、互いに対する尊敬の念を忘れず、ルールにのっとって正々堂々と勝敗を決める『競技』」だと指摘。「勝負への情熱があるのは良いが、スポーツマンシップを通じて相手を尊敬することも大切だ」と結んだ。
この報道に、韓国のネットユーザーからは「ジェスチャーより実力を磨いて」「実力のないチームは、ジェスチャーでもして注目されようとするんでしょ」「実際に試合を観たけど、確かにいちいちうざかった。日本じゃない国の応援団でさえ、不快な表情をしていたよ」「弱いから1点でも貴重なんでしょうね」と、記事に共感する書込みが多かった。
一方で「ジェスチャーは、試合の流れを引き寄せる手段の1つだ。ルール違反でも指摘されることでもない。文句を言いたいなら選手起用とか戦術について言って」「この記者はバレーボールを普段から見ないんだろうな。他の国の選手も大げさなジェスチャーするよ」「テニスの選手だって叫んで喜ぶのに」「試合を観たけど、何が問題なの?」といった書込みも多数見られた。(翻訳・編集/半田)
Record China
2018/6/6
Record China
2018/6/5
Record China
2018/6/1
Record China
2018/6/1
ピックアップ
この記事のコメントを見る