南北関係に早くも暗雲?将官級軍事会談が“気まずい雰囲気”に=「北朝鮮は上から目線」「やっぱり距離がある」―韓国ネット

Record China    2018年6月15日(金) 16時50分

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14日、韓国・ニューシスは、10年半ぶりに開催された南北将官級軍事会談が「気まずい雰囲気の中で終わった」と伝えた。写真は南北境界の板門店。

2018年6月14日、韓国・ニューシスは、10年半ぶりに開催された南北将官級軍事会談が「気まずい雰囲気の中で終わった」と伝えた。

記事によると、南北将官級会談の終結発言として、韓国側首席代表の金度均(キム・ドギュン)国防部対北朝鮮政策官が「全体的に会談が長くなったが、それなりに所期の成果を収め、双方の立場を確認する意味のある時間だった」と発言すると、北朝鮮側首席代表の安益山(アン・イクサン)中将(韓国の少将級)は「このような会談は二度としないようにしよう。会談文化を創造し、スピードにおいても質疑においても内容においても模範戦闘をしたかったが、本当に残念だった」と会談内容に対する不満を述べた。

安首席代表の発言を受け、金首席代表が再び「軍事分野の懸案課題を討議するプロセスは、真剣で常に難しい問題」と反論すると、安首席代表は「次回の協議をまた同じようにしようという意味ではありませんよね。(今回のような協議は)やめましょう」と述べ、“気まずい雰囲気”になったという。

金首席代表は会談終了後に行われた記者会見で、安首席代表の発言について「文案調整の過程で、何度も意見を調整する過程を繰り返したので、そのようになった」と語った。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「なんだか上から目線だな。気分悪い」「傲慢な言い分」「やっぱり北朝鮮とは距離がある」「結局、韓国側からの一方的な支援で終わってしまうような気がする」「韓国側は十分譲歩していると思うがな」「自分たちが決めた通りに進まないと嫌なんだ」など、北朝鮮との対話の難しさに言及する意見が寄せられた。

また「もう北朝鮮との会談は止めにしよう」「お互いに信頼していないのに会談は無理」など、会談中止を訴える意見も見られた。(翻訳・編集/三田)

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