陸委会の頼主任委員、中国側の「尖閣諸島をともに守ろう」発言に反論―台湾メディア

Record China    2012年4月27日(金) 19時5分

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26日、中国国務院台湾弁公室の範麗青・報道官が「両岸(中台)どちらにも尖閣諸島を守る責任がある」と発言したことについて、台湾行政院大陸委員会(陸委会)の頼幸媛・主任委員は「賛同しない」と反論した。写真は5日、大連港に停泊中の中国空母ワリャーグ。

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2012年4月26日、中国国務院台湾弁公室の範麗青(ファン・リーチン)報道官が「両岸(中台)どちらにも尖閣諸島を守る責任がある」と発言したことについて、台湾行政院大陸委員会(陸委会)の頼幸媛(ライ・シンユエン)主任委員は「賛同しない」と反論した。台湾NOWnewsが伝えた。

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頼主任委員は同日午前、立法院(国会に相当)で記者団の質問に対し、「中華民国が大陸(中国本土)と共同で尖閣諸島問題を処理することはない。大陸側は共同で処理したいようだが、我々にそのような考えはない」と反論。その理由として、「双方はもともと領有権で争っている。我々は自らの領有権を断固として守るだけだ」と述べた。

中台は今のところ、領有権争いを棚上げした状態だが、頼主任委員は「だからといって、対岸(中国本土)と『一緒に』処理する問題とは思っていない」と強調。また、石原慎太郎東京都知事が「購入」を表明したことについては、「我が国も大陸(中国本土)も反対だ」との意見を示している。(翻訳・編集/NN)

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