香港での越境出産、2013年より全面受け入れ停止へ=中国人妊婦の増加で―香港特別行政区食物・衛生局

Record China    2012年4月27日(金) 13時21分

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25日、香港特別行政区食物・衛生局のヨーク・チャウ局長は、増え続ける中国人妊婦の“越境出産”について、これを全面的に受け入れ停止とすると発表した。写真は08年9月、北京の写真スタジオで。妊婦による記念撮影が流行している。

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2012年4月25日、香港特別行政区食物・衛生局のヨーク・チャウ(周一嶽)局長は、増え続ける中国人妊婦の“越境出産”について、これを全面的に受け入れ停止とすると発表した。深セン特区報の報道。

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厳密には、ともに香港籍を持たない夫婦の子供は、来年より香港の産院で出産はできなくなる。これは、香港で出産したい中国本土出身の妊婦が産科医院を占拠することによって、地元香港人の間でも、出産する病院を確保できない状況が深刻になってきたため。公立病院についてはすでにこうした方針が発表されていたが、続いて、私立医院でも同じような措置がとられることが24日に決定したばかり。なお、夫婦のどちらか一方が香港籍を持っている場合は、この措置は適用されない。ただし、夫婦の婚姻関係を証明する書類の提出が必要となる。

香港人の配偶者がいることを装って出産をするケースも想定されるため、必要となる証明書は多岐にわたる。結婚証明書、香港永住権所有を示す身分証原本、婚姻関係の宣誓書、夫婦の同意書、そして以上の書類が本物であることを示す関係当局による証明書など。(翻訳・編集/愛玉)

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