「軍事パレードの“はりぼて”ミサイル、特殊例ではない」北の新型ミサイル完成間近との見解―韓国筋

Record China    2012年4月24日(火) 14時25分

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23日、韓国紙は北朝鮮の新型ミサイルが“はりぼて”だとの国外の見解について、「北朝鮮の新型大陸間弾道ミサイル開発は最終段階に入っている」との認識を示した。写真は2010年10月、北朝鮮労働党創立65周年記念の軍事パレード。

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2012年4月23日、韓国・朝鮮日報北朝鮮で今月15日に行われた軍事パレードで披露された新型ミサイルが“はりぼて”だったとの国外の見解について、「軍事関連の行事で紙や金属製の模型を使用するのはどの国でもあること。北朝鮮の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発は実際に、最終段階に入っている」との認識を示した。

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米政策研究機関・憂慮する科学者同盟のデビッド・ライト氏が20日、ワシントンで開催された戦略国際問題研究所(CSIS)のセミナーで、北朝鮮の新型ミサイルがはりぼてであることを指摘した。金日成生誕100周年を記念して、今月15日に北朝鮮・平壌で行われた軍事パレードに登場した新型大陸間弾道ミサイルについて、海外メディアが撮影したミサイル6基の写真を比較し、それぞれのパーツ取り付け位置が微妙にずれている点から、これらが量産されたものではないことを示しているとした。また、韓国の専門家によると、昨年末から今年2月にかけて行われていたこの新型ミサイルのエンジン試験では、数回にわたって爆発事故が発生している。以上のことから、新型ミサイルの存在については疑問符が付いた形となっている。

しかし、これに対して韓国政府は慎重な見方だ。軍事関連の行事で紙や金属製の模型を使用する例は、韓国をはじめとした海外でも存在するというのがその理由のひとつ。実用段階には入っていなくとも、ミサイル開発自体はすでに最終段階に入っている可能性があると見ているようだ。(翻訳・編集/愛玉)

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